この記事は講談社発行『週刊少年マガジン(2024/4・5号)』で連載中の「シャングリラ・フロンティア」の160話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
パーティから退散し、焼き肉屋へ向かってのラストでした。
どんな会話が展開されるかに期待です。
では、感想を書いていきます!
⇒【GGCでは全メンバーでオフ会!?】
⇒【玲がクラン脱退か!?】
かんぱーい!!
ペンシルゴン、メグ、カッツォ、サンラクは居酒屋に来ていた。
話しが違うと文句を言うサンラクだったが、
カッツォは「焼き肉」「寿司」と言った覚えはないと反論した。
その後、無言となったサンラクの異変を察して、
ペンシルゴンとカッツォが突っ込んできた。
シャングリラ・フロンティア関連で悩みでもあるのか?と。
すると、サンラクはクターニッドを攻略中だと話し始めた。
これにはペンシルゴンとカッツォが驚愕した。
そうして、真実を全て話せと尋問が始まった。
ペンシルゴンとカッツォが知るサンラクの情報は、
サンラクがパワードスーツ使用の為にリアクターを修理しに行った所までだったが、
それ以降の出来事をサンラクは語りだした。
その後、リアクターを無事に修理した事。
別ゲーの『ネフィリムホロウ』では、クターニッドの情報を手にした事。
また、シャンフロ内で目的地に向かう道中でSF-Zooとリュカオーンに遭遇した事。
そこでサイガー0、秋津茜と協力し、「朱雀」を使いリュカオーンの影を倒した事。
そして、パーティ解散を忘れ、現在はクターニッド攻略中だという事。
などのこれまでの冒険のあらましを語った。
最後にサンラクは「ルスト」「モルド」「秋津茜」をクランに勧誘したいと言うのだった。
「旅狼(ヴォルフガング)」に引き入れるってのはどうだ?
はい!
というわけで、雑談会でしたが、
こういうのって、キャラの個性が見られるので個人的には好きな回ですね。
で、まず冒頭ですが、
居酒屋でお面を取らなかったサンラク。
ええ…普通に変態です(笑)
ゲーム仲間で気が許せるとしても、変ですよね(笑)
初対面のメグは終始気味悪がっていたのではないかと思います……(笑)
或いは深い事情があるのでは?と、優しい考えを持っていたのか……。
でも、なんでしょうね。
これは、サンラクの“目立ちたくない”、
“人に知られたくない”という気持ちが表れている気がしましたが、
そこまでコミュ障って訳でもないし、頑固なタイプなんですかね…(笑)
という事は、
やると決めたら折れない、不屈の心を持った人だと表したかったのやもしれません。
実際、「シャングリラ・フロンティア」という未攻略のゲームを制覇する人物と考えれば、
それくらい頭のネジがぶっ飛んでないといけない事を仄めかしていそうです。
何せよ、素顔を見せた時のリアクションも楽しみなので、
お面を取る瞬間が来るときに期待ですね。
そして、いよいよ、クターニッドのお話となりました。
サンラクがあーだこーだ話してくれましたが、思えば、
ペンシルゴンとカッツォはクラン連盟を組んでいこう会ってなかったんですよね。
これ以降は、
カッツォはウェザエモン戦で下げたレベル上げの描写が描かれ、
カッツォ「よっしゃー!!レベルアップ!本当にしぶといんだよあの水ヘビ コレでようやくウェザエモン戦の時と同じくらいかぁ…」原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/7巻引用
そのまま「GGC編」に入っていきました。
一方のペンシルゴンは、
SF-Zooの園長のアニマルと何か取引があった描写が描かれました。
そして、サンラクとアニマルが会ったときには、
サンラク「まさかラビッツ入国の件で返事が遅いから怒ってる?」
アニマル「あの件はもういいの 悪いけど 破棄ささせてもらえないかしら 貴方のところのリーダーさん 借金を肩代わりしたらベラベラ教えてくれたの 貴方が必死に隠していた 「ユニークシナリオの発生条件」を」
サンラク「はぁ!?(ペンシルゴンが…!?)」原作/硬梨菜 漫画/不二涼介/シャングリラ・フロンティア/9巻引用
という話しがアニマルからされたので、
つまり、サンラクはペンシルゴンがリュカオーンの情報を売った事は知っていた訳です。
今回の居酒屋ではその事を餌に、
ペンシルゴンに罪の意識を持たせて、
食べたかった焼き鳥を手にしてましたが、頭が良いですよね(笑)
しかも、結果的にペンシルゴンを悪者にしなかったのも、紳士的です。
このことは、2人だけの秘密として闇に葬られることになりそうです。
まあ実際、大事にならなかったし、
そこまで騒ぐ事でもないだろうと思ったのでしょうね。
これまでと、
そしてこの後のペンシルゴンの期待を考えても、仲間間での絆の方が大切ですしね。
で、サンラクのお話から、
これまでの壮大なストーリーが語られましたが、
ここからのクターニッド攻略は、
ペンシルゴンとカッツォも参戦という事になるでしょうか。
ウェザエモン戦を攻略した心強い仲間が参戦すると思えば、有難い話です。
まあ、2人からしたら「誘えよ」って感じですが、
サンラクは身を流れに任せていたので、誘う間もなかった気もします(笑)
それだけ「シャングリラ・フロンティア」が夢中になれるゲームってことですね。
まあでも「GGC」で会ってもなお黙ってた事は流石に庇えませんが(笑)
で、最後の方では、
ルスト達をクラン加入させたいという話しが出ましたが、
これは個人的には大賛成ですね。
これから「七つの最強種」を攻略していくことを考えたら、
情報戦は必至なので、メンバーは重要になるかなーと。
現代の歴史的に見ても、
有能な人材を多く集めた人がトップに立ちますしね。
ただ、これに限っては、同時に懸念点もあって、
ワントップ体制の王国って、勢力を伸ばし過ぎた先で、
反乱軍が育って謀反を引き起こされガチなので、
そういう意味だとルストはちょっと要注意人物かもしれません。
サンラクとの関係を結んでいるのは、ロボですし、
有能な人が力をつけると裏切る例も多いです。
クターニッド攻略に挑みたい別勢力が登場するなら、
更に彼らがサンラクたちに恨みを持つ人物であるなら、
ちょっとしたイザコザなんかもあるやもしれません。
一方の茜の方は、サンラクという人を尊敬している印象があるので、大丈夫そうですね。
ではでは、今回が前編という事だったので、後編の会話回を経て、
以降のクターニッド攻略も楽しめたらと思います。
そうして、全員で謎多きクターニッドを攻略できるか見ものです。
では、160話の感想でした!
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既に気づいておられたら申し訳ないのですが、「ルフト」ではなく「ルスト」でないでしょうか。細かくてすいません
申し訳ございません。訂正しました。コメントありがとうございます。