この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2024/6・7号)』で連載中の「呪術廻戦」の247話の感想を書いたものです。
本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。
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前回は、
・日下部参戦で日車救助
・脹相参戦
・猪野参戦
・宿儺vs日車が佳境に差し掛かる
などの展開が描かれました。
気になるは日車vs宿儺の行方です。
では、感想を書いていきます!
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領域展延の再現
日車は術式である「処刑人の剣」を発動させた後に、
術式を一時中断し、展延を発動させ、宿儺の斬撃を防いでいた。
そして、驚くべき事に、
展延を解いた後に、再び「処刑人の剣」を展開して見せたのだ。
これは宿儺がvs五条戦にて、
魔虚羅を使役中に、魔虚羅の適応が無効とならなないよう展延をはさんだ事と同じ所業であった。
つまり違う技をはさんだのにも関わらず、術式を継続させていたのだった。
この荒業には宿儺が目を惹いた。
その後、宿儺と日車の接近戦となるが、虎杖が横やりを入れてきた。
これには、宿儺が虎杖のわき腹に斬撃を入れて撃退した。
再び日車と宿儺が接近戦となる。
だが、次は宿儺の「解」が決まり、日車の右腕が大破する。
宿儺は反転術式で治せと煽った。
このタイミングで脹相の穿血が宿儺に向け放たれる。
宿儺は片手で払ったが、その隙に日車が反転術式で腕を治し、
「処刑人の剣」を宿儺の手に当てて見せた。
だが、宿儺は自らの手を切断し、「処刑人の剣」の攻撃を無効化させたのだった。
宿儺は斬撃を日車の胴体に浴びせた。
胴体が割かれたは日車は「処刑人の剣」を投げ飛ばした。
その先には虎杖がおり、
キャッチした虎杖はそのまま宿儺の背中に向け攻撃を入れるのであった。
俺は呪術師だ!!
はい!
と言うわけで、
日車vs宿儺が決着となった回でした。
また冒頭の説明にもあったように、
日車の天才的な術師としての才能が目立つ回となっていましたね。
「処刑人の剣」を一旦 展延で中断したのにも関わらず、
その後に術式を再開させたのは、
ヤベー荒業との事でした。
因みに展延とは、
自身を包む領域を展開して、そこに術式を付与しない事で、
そこに相手の術式を流し込み中和する術との事でした。
なお五条に言わせると、
五条:「領域展延」は“水”……!!自分だけを包み込む液体 領域を押し返す時の初動に近い感覚かな?必中効果は薄まるが確実に術式を中和してくる これなら僕にも攻撃は当たる
“呪術廻戦/芥見下々先生/10巻引用”
領域を押し返す時の初動に近い感覚。
自分を包み込む液体みたいな感じ。
だそうです。
まあ滅茶苦茶 高度なことをしているというわけですよね。
領域展開の術式を付与しないバージョンですから、これが出来れば、
領域展開まであと一歩って感じでしょうか。
領域展開「誅伏賜死」をマスターした日車からすれば、
展延はお茶の子さいさいだったと言えそうですね。
ただ、
「処刑人の剣」を一旦中断させたのに、再開させたのが凄いって事でした。
つまり、術式を付与しないという呪力操作をしておきながら、
しかし、体内では体に刻まれた術式を途切れないように繋ぎとめていたことになるので、
荒業なんでしょうね。
術式が使えない僕らが感覚的に知るのはちょっと難しいですが、
例えるならなんでしょうね。
おしっことうんこを交互に出すみたいな感じですかね(笑)
しかも意識的にみたいな……。
ちょっと難しそうですよね。
どっちも出ちゃいそうなので。
おしっこを我慢しつつ、うんこだけ出すなんて至難の業でしょう。
まあ、例が汚いですが、生理現象が一番誰でもわかる身近なものだと思ったので(笑)
また、最後の方では、
不完全ながらに反転術式を使い、
宿儺に処刑人の剣を浴びせた日車でしたが、
これは宿儺が手を切断したことで無効化となり、
しかし最後は、
“死後強まる呪い”
って形で、「処刑人の剣」が虎杖に託され、
攻撃が決まる!!
ってところで終わってました。
まずこの反転術式ですが、実は滅茶苦茶 高度な技で、
ファンブックが発売された時点でいうと、
Q:彼女(家入)の術は反転術式のみですか?
A:反転術式のみです。反転術式で生まれた正のエネルギーをそのままアウトプットして他人を治療できるのは現時点で、家入、乙骨、宿儺だけです。
呪術廻戦/芥見下々先生/ファンブック引用
作者からこんな回答がされていたくらいで、
当時では使えたのが“五条”と“家入”と“乙骨”と“宿儺”だけでした。
そのくらい難しい技として扱っていた訳ですね。
まあでも以降は、裏梅とか来栖とか黄櫨とか秤が使ったりして、
上級者であれば大半が使えるみたいな扱いになっていった印象がありますね…。
なので、今更 日車が扱える様になったとて特に驚きはありませんでしたね。(個人的には)
むしろ、その内 虎杖や伏黒も使える様になるんじゃないか?って思ってるくらいです(笑)
で、問題は、この後の展開です!
個人的には「処刑人の剣」は当たるんじゃないかと思います。
というのも、
これが決定打を与えるラストチャンスなんですよね。
外れれば日車の努力も無駄になるし、
天才として描いてきたこの3話くらいのお話も無駄になります。
で、彼らの命題は伏黒を救う事にありますから、
虎杖「伏黒を助ける一つの案で日車の術式が有効だと思うんだ」
日車「「処刑人の剣」で斬られたものは例外なく死に至る だが対象はあくまで死刑判決を受けた者に限定される ジャッジマンが受肉体の中 複数の魂を分けて認識できることは虎杖で実証済みだ 死刑判決を受けるのが宿儺であれば剣で斬られても裡で眠る伏黒恵の魂は無傷で取り戻せるはずだ」
呪術廻戦/芥見下々先生/246話引用
これがここでバチッと決まるのだろうと思えます。
そうして、伏黒が救済されれば、
主人公虎杖と、
その相棒にして右腕的存在とも言える伏黒とのタッグでの宿儺退治も開始が可能となります。
思えば、この2人がこの作品の最初に出てきた超重要人物です。
伏黒なんて、
主人公の虎杖より先に出てきたくらいです(笑)
それがこのまま宿儺の中でお眠りして終わりなんて事はないでしょう…さすがに。
と言うわけで、次回にて伏黒復活となるのではないかと思います。
そうなるとワンチャン魔虚羅も使役してきそうですが、
そうなればようやく宿儺戦にて勝算が見えてきそうですね。
ではでは、次回にも期待です!
247話の感想でした!
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