この記事は講談社発行『週刊少年マガジン（2024/6号）』で連載中の「彼女、お借りします」の312話の感想を書いたものです。

本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい。

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前回は、

八重森のグッズ販売のお手伝い＋千鶴のバニーガール姿を拝んだ

みたいな回でした。

気になるのは２人の進展ですが、引き続き見ていきます！

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引き続きグッズ販売を手伝う和也と千鶴。

途中カメラマンが千鶴に撮影をお願いし始めた。

千鶴は断ろうとしたが、八重森がいいんじゃないと割って入った。

こうして千鶴の撮影会となった。

見守る和也はポージング慣れしてるなーと感心していた。

その後、販売も終わり、和也が見知らぬレイヤーさんの片付けを手伝う事になった。

キャリーケースに服が入らず、力ずくで和也がしまってあげるのであった。

その後、千鶴が何事？と話しかけてきた。

この時　和也は慌ててふためく形となった。

千鶴はそれを不信がったのか、

かわいかった？と聞く展開になった。

和也はレイヤーさんだし流石って感じという返事をした。

これには千鶴がしばらく無言を貫いた。

そして、ふーんと言ってその場を立ち去る形になった。

和也はその反応に困るのであった。

えええ――――っ！！？

はい！

と言うわけで、

進展は０！！

でしたかね？(笑)

まあでもおそらくですが、

お正月の前後に描いたこともあったんでしょうか？

お休み気分になってるから、しょうがないですよね。

この際、本人がお休みを十分に満喫できていれば、こちらとしても満足です。

やっぱりモチベが高い状態で描いてもらいたいですから。

つまりは次からが本番かな？という風に思いました。

ただ、今回の構想に対して、一つだけ話題に挙げるなら、

和也とレイヤーさんがやり取りした後の、

千鶴の質問に対しては、

どう返すべきかは正直　悩ましい所だったかなーと思います。

これはもう“カップルあるある”と言っても良いですが、

例えば、町中でデート中に、

自分がかわいい子を見つけて、その子に釘付けになった際に、

彼女から「可愛い？」と質問された場合。

なんと返すべきか？

と似たシチュエーションかなと思いました。

多分、デートしていれば誰でも通る道です(笑)

逆も然りで（彼女が違う男に見惚れる）。

つまり、彼女が妬いて来たのに対し、どう対応すべきか？みたいな事です…。

そこはもう正直に「めっちゃ可愛くて見とれてた」と言ってしまうのか？

それともちょっと冗談を入れての「浮気してしまいそうになるくらい可愛かった(笑)」と言ってツッコミを入れてもらって流すか、

はたまた「見惚れてたけど、君の方が何十倍も可愛いよ」と彼女を褒めるべきか、

答えが分かれそうな問題です…。

因みに和也は、この中で言うと、“レイヤーを褒める”ことをしたので、

言うたら１番最初の答えをした訳ですが、

大分　濁した形でした。

それを受けて千鶴は無言となって「ふーん」といって背中を向けてその場を去りました。

まあ…そういう意味じゃ不正解の回答だったのかなーと…(笑)

逆の立場になって考えると分かりますが、

彼女がイケメンに見惚れて、自分がちょっと嫌だなーと思ったとして、

彼女が「すっごいイケメンだった～」と言って来たら、

人によっては「はぁ？じゃあそいつと付き合えば？」と思うかもしれませんから、

嘘でもいいから、質問者本人を褒めるべきなのかもしれません。

結局、嘘でも褒められたら嬉しいですしね。

「いや、見惚れてはいたけど、あなたの方が何倍もカッコいいよ」

的な３番的な答えです。

「本当か～？？」とか言いながらも、

なんだかかんだニヤけてしまうんじゃないかと思います。

という意味では、

千鶴の「かわいかった？」

という悪魔的な質問に対しては、

「可愛かったけど、千鶴のバニーガールの方が何倍も可愛かった」と返していれば、

また状況は違ったのではないかと思いました。個人的には(笑)

だって千鶴をそう思ったのは嘘でもないですしね。

まあ、でも２人は、

そんなド直球な意見を交わす中ではないので、

そこが歯がゆい所であって、この漫画の良さですよね。

また仮にそう答えるとしても、

すっごいカーブの掛かった変化球的な台詞が用意された事でしょうか…(笑)

何せよ、コレを引っ張るつもりで、

次回を描く可能性もあるかと思うので、

そういう意味でも次回に期待しておきたいと思います。

深読みかもですが(笑)

ではでは、現状だと、進展はなく、本当にグッズ販売しただけなので、引き続きどうなるかに期待です。

一応、“嘘をつかない仲でいよう”というテーマが一つ上がっていますから、

一旦は和也がこれをどう乗り越えるかが見ものとなりそうです。

３１２話の感想でした！

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