この記事は集英社発行『週刊少年ジャンプ(2024/8号)』で連載中の「呪術廻戦」の248話の感想を書いたものです。
※本編を読んだ方向けの記事となっていますので、読んでいない方はぜひお読みになってからご覧下さい※
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前回は、
・日車がシ亡
・処刑人の剣を虎杖に託す
といった流れで終わりました。
虎杖の攻撃は宿儺にヒットするのでしょうか?
では、感想を書いていきます!
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ズバンッ
虎杖の処刑人の剣は宿儺に命中した。
そのまま処刑人の剣の灯は消えた。
だが宿儺は健在のままだった。
次に憂憂と星羅がどこからともなく出現。
日車の遺体を抱えて消えていった。
宿儺曰く、憂憂の瞬間移動の術式だろうとの事だった。
その後、虎杖が自らの体を治癒しだした。
一月足らず反転術式で習得していたのだ。
ここで宿儺は考え込え事を始めた。
今までは他人とは、暇つぶしの相手に過ぎなかった。
だが、今 目の前にいる虎杖は別だという。
というのも虎杖とは肉体を共にした事で、
虎杖が不屈の魂を持っている事を知っていたのだ。
そして、それは自身に並ぶモノだと言い放った。
ここで宿儺は決断した。
すると、コガネが総則を追加し始めた。
内容は、天元と人類の同化を伏黒恵が持つというモノ。
結局 虎杖らは宿儺を倒さなくてはならなくなった。
また、宿儺が口を開くと、
この場にいる術師を全員コロした後は、死滅回遊のプレイヤーをコロし、その後は天元と同化した有象無象と遊ぶ事にした言うのだった。
最後は、乙骨が救援に入り、リカが宿儺に攻撃を加えた。
出たな女王
はい!
という訳で、今回はまあまあ進展しました。
まず、日車が虎杖に託した攻撃ですが、
まさかの効力なしという……(笑)
あららって感じでしたね。
「何の為に五条並みの天才として日車を描いたのか謎なんですけど…」
と素直に思っちゃいました…(笑)
最後には反転術式を我流で発動させてましたが、
反転術式はやろうと思えば意外と習得できる技術だと説明したかったんでしょうか?
今回ので虎杖は結局 反転術式を覚えてきましたしね…。
それ以外で言うと、
気になる伏線として、
虎杖が脹相から譲り受けた魂の研究記録があるので、
ここから応用なりをして反転術式の術を学んだのかな?
という説があるくらいでしょうか。
真人も肉体は魂の形に引っ張られているに過ぎない的な事を言ってましたからね。
真人「肉体の形は魂の形に引っぱられる 治癒じゃない 己の魂の形を強く保っているんだ もう分かったでしょ 俺の術式は魂に触れ 形を変える」
芥見下々先生/呪術廻戦/3巻引用
だから魂を変えちゃうと、そのまま体の形もグチャッとなるって事ですよね。
そういう意味じゃ、自分の魂に対する理解度そのものが、
そのまま自分の体を治す“治癒”という現象に直結します。
それを日車に説明していたのなら、
日車がシの間際で体得しかけた事についても説明がつきそうです。
そういう関係性のない描写だったなら、
ただの日車ファンに対するサービスって事で、強く描いたって感じでしょうか?
まあ…考え過ぎで別に何の意味もないかもしれないですけど(笑)
また、この中では、憂憂が瞬間移動する際に、
マントの様な布の様な何かを使用している事も明らかになりました。
これで冥冥も羂索戦を脱出できていた訳ですね。
ただ術式の説明がまだないので、その辺が気になりますね。
連続使用できるならかなりチートな術式です(笑)
更に、五条の遺体も回収したとのことだったので、
五条復活説の信ぴょう性も増す形になりました。
tiktokとか見てると、もう週に1回は
「五条が復活するらしいぞ!!」
的なファンアートを見る気がするんですが、それが現実になるやもしれませんね(笑)
結局、日車も五条も宿儺に胴体を切断されてシ亡した訳で、
何も遺体がバラバラになったわけでもありませんから、
「呪力による究極の蘇生術が、実はありました!」
となれば、復活も可能でしょう。
現に宿儺にも、
受肉する事で肉体を修復できるというチート能力が描かれましたしね。
復活させる方法なんて考えればいくらでもありそうです。
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弱者が理想を貫く意志の強さ
また、中盤では、
宿儺の考え事がメインで描かれ、
虎杖の魂レベルが自分に匹敵するものだと語られましたが、
これは正直驚きですよね。
宿儺曰く、
宿儺「小僧 そうだお前だ 千年前 戦う相手は他人だった」
宿儺「だが今回は違う 同じ肉体に魂を同居させていたんだ 俺はコイツが コイツの魂が 何度折っても息を吹き返す百折不撓の理想を持っていると知っている 俺よりも遥か格下の弱者が理想を貫く意志の強さでのみ 俺と並ぶことを知ってしまった 俺はそれがどうしようもなく不愉快だ つまり俺は身の丈が大きすぎる故に理想とは無縁で理想を嫌悪する人間だったわけだ」芥見下々先生/呪術廻戦/247話引用
“俺よりも遥か格下の弱者が理想を貫く意志の強さでのみ 俺と並ぶことを知ってしまった”
という事なんです。
仮に弱者ではなく、“強者”が、理想を貫く意志の強さを持った場合には、鹿紫雲みたいになるんでしょうね。
鹿紫雲の場合は、
強すぎるが故に、自分以外の人間を土塊(つちくれ)にしか思えなかったそうなんです。
そうして宿儺に、
「強さとは孤独なのか?弱さを知らずにどう他人を慈しむ?」
と宿儺に聞いてました。
まあ…鹿紫雲は戦い続ける人だった訳で、そういう意味じゃちょっとシチュエーションが限定的ですが、
もっと興味を持って理解しようとすればいいだけの話ですよね(笑)
それが出来なかった鹿紫雲は悲しい人だと思います。
因みに宿儺的には、
「強者だと色んな人が認められようと挑んでくるけど、
その時にその人達の愛に応えれているからそれで良くね?」
と返してました。
で、鹿紫雲は、
「そんな理由で千年も生きてるの?」
と疑問を持ったけど、
結局 宿儺は
「別に暇つぶしだけど」
と返してました。
このオチの持って行き方は、今回もやってましたが、
もはや“宿儺あるある”ですね(笑)
僕はこれを暇つぶし理論と名付けたいと思います(笑)
「それっぽい事言ってオチは暇つぶしかい!!」
っていうね。
でも、虎杖みたいな弱者の場合には、それが、
しがみつこうとする意志そして折れない魂となるのであって、
それが自分の強さに匹敵しかねないという事でした。
勿論 弱者のだれもがそれになり得る訳じゃないでしょうけど、
でも仮にそうであるなら、
虎杖の魂は強者に足る器を持ってることになります。
あと足りないのは呪術師としての強さのみ。
それが反転術式を覚えだしているなら、もうちょっとって感じでしょうか。
このままいけば、生まれながらにして強者だった五条を超しかねませんね。
宿儺の理論上は…(笑)
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乙骨登場
で、ラストに乙骨登場でした!!
これは激熱展開!!
個人的には主人公の虎杖よりも好きなので、
この戦いは見たかったですね(笑)
最初の印象でいうと、
殻に閉じ籠ってて、自信のない、ザ・陰キャって感じでしたが、
でも里香に対する一途な愛が起爆剤となって最強キャラになったんですが、
この背景が何よりも良い…。
完全なエモキャラです(笑)
そりゃあ女の子からも人気出ます。
それが、歴史上で見ても全術師界で最強と言ってもいい宿儺にどこまで対抗できるかが見物な訳です。
呪いという負の感情が力の源となる呪力。
乙骨の愛の力がそれを凌駕するか必見です。
ではでは、次回のバトルに期待!!
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